【ダイエット知識】
【ボクシングはダイエットに効果的】
ダイエットにボクシングを行なう事は、筋力UPと脂肪燃焼を同時に行い、体質を変えて代謝を良くしていく事により、健康的に体が引き締まっていきます。筋力が付くのでもちろんリバウンドもせず、非常に理にかなったダイエット方法といえます。
当クラブで行なうダイエットは、もちろん、ボクサーのような過酷な減量とは違い、あくまでも「健康美」を追求したダイエットです。
その為ダイエット会員の方にも無理な食事制限は勧めていません。
実際のプロボクサーの練習方法に、ダイエットの基本と、経験からくるアドバイス等を加えて行ないます。
健康的なダイエットの基本は、体に必要な栄養は摂取し、表面上の体重だけにとらわれず、筋力を維持、または増やしながら体脂肪のみを落としていくのがポイントです。
【筋肉がムキムキにならない理由】
そもそもボクサーのトレーニングは、余分な脂肪を落とし、筋力と体力をきたえながら、同時に一定の体重を保ったり落としたりというもの。余分な筋肉がつくと、逆にいいパンチが打てません。ボクサーの身体を見ていただくと分かりますが、明らかにボディービルダーの筋肉とは異なります。だからボクシングのトレーニングは、「筋肉ムキムキになったら困る」という女性の方にもおすすめです。
【適度に追い込む】
筋トレの成果を握るのは無酸素性代謝物(乳酸、一酸化窒素)を一時的に局所に溜め込み濃度を上げる事です。
無酸素性代謝物(乳酸、一酸化窒素)を局所的に溜め込むと乳酸の濃度に比例して成長ホルモンが出ます。
このため、筋肉中の血流を制限するように筋の緊張時間の持続、セット時間、追い込み(バーン)が必要になります。トレーニングは楽すぎず、適度に、体力に合わせて追い込む事が必要です。
【ストレス解消法が「食べること」にならないように】
ストレスを感じるとつい食に走るのは人間の防御機能として正しい反応。
心理的な刺激を感じると、脳はストレスに対抗するために、普段よりもたくさんのエネルギーを必要とするからだ。
また、精神的な満足度が高いときに出るセレトニンは、ストレスを感じると分泌が少なくなるため、普段の食事では満足感が得られなくなることもある。
ドカ食い防止のためにも、まずこのストレスを溜めないことが肝心。また溜めたストレスを上手く発散させなければいけない。
【効果的なダイエット方法を知ろう】
近年、様々なダイエット方法が紹介されて来ましたが、ここ最近は特定の食物のみを特化した魔法のようなダイエット方法よりも
エクササイズに根幹を置き、消費エネルギーと摂取食物の両面からアプローチしていく本来のダイエット方法が主流となってき
ました。 非常に基本的な原則かもしれませんが、ダイエットととは健全なる肉体に基づいていなければ意味がありません。絶食してしまうような無理なダイエットを行った結果は、リバウンドも大きいはずです。必要なのは「効果的な努力と少しの我慢」です。まずは、効果的にダイエットを成功させるために、正しいとされる無理のないダイエットの知識を知りましょう。
【基礎代謝の重要性】
人間は何も栄養を摂らないで生きていくことは出来ません。これは、どんなに安静にして過ごしたとしても、体の細胞が生きていくのに最低限の栄養は必要だからです。この生きるために最低限必要なエネルギーを基礎代謝量と言います。
基礎代謝が高いほど太りにくいと言われているように、基礎代謝が高いということは、つまり消費エネルギーが大きくなりやすいという事ですから、摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が高いという状態になりやすい訳です。
この基礎代謝を高く保つために重要なのが、筋肉の状態と生活習慣なのです。筋肉は、人体の組織の中でも特にエネルギーを
消費しやすい存在ですから、そのため普段から筋肉を適度に強化し活性化させておくと、消費するエネルギーは大きくなります。
また、実は食べる量や運動量だけでなく、日常生活のリズムがダイエットの成否に大きく関わっている要素なのです。夜更かしや
不規則な食事などの悪い習慣はもちろん代謝を悪くしてしまうので、仮に運動やカロリー計算をきちんと行っていてもダイエットの
効果が出にくくなってしまい、体の抵抗力をも低下させてしまいます。
つまり、理想の体型を維持するためには、体に染み付いた習慣を変えなければなりません。
一度その習慣さえ身に付いてし
まえば、たまに夜遊びしたり食べ過ぎたりしても、その影響はほとんど無いですから。
人間の体には、朝明るくなったら起き、夜暗くなったら眠る、ある程度決まった時間にお腹が空くなど基本的なリズムがあります。
摂取カロリーを気にすることに比べると、意識している人が少ないように思いますが、新しい生活習慣を手に入れて新しい理想の体型を手に入れる!これが効果的なダイエットの成功のポイントだと言えます。
【基礎代謝が落ちるほど人は太りやすくなる】
10代後半あたりから基礎代謝量は徐々に落ちていきます。基礎代謝量は、人が生命を維持していくのに最低限必要な一日
のエネルギー量。20代の日本の男性の平均基礎代謝量は1540キロカロリーだが、30代になると1516キロカロリーに減ります。
その差は24キロカロリー。一見大した事はないと思われるが、一年間に換算すると、8760キロカロリーの差になり、脂肪として蓄えると 1kg前後の重さ
になってしまいます。
特に暴飲暴食をした覚えもないし、いつも同じような食事を摂っているという人でも、年齢とともに基礎代謝量が減ることによって
確実に太りやすくなっていくのです。これを防ぐには、基礎代謝量を上げる、維持するという運動が必要であり、その方法とは筋
肉を付けるという事です。
【たんぱく質は筋肉など体の材料になる】
ダイエット中だから食事はガマン。。と思っていませんか?でも食べものは私たちの体を構成する大切な材料。食物に含まれる
栄養素は、胃や腸で分解された後、各組織に送られます。
そして、筋肉や皮膚、髪の毛、細胞膜など必要な組織につくり換えられるのです。
偏った食事や、極端な食事制限をすると
、”体の材料となる代謝”の原料が足りない状態になります。特にたんぱく質は重要
な栄養素
で、これが不足すると、せっかく運動しても筋肉はつくられにくくなってしまうことに。また、細胞やホルモンの原料と
なる炭水化物と脂質はもちろん、体の組織をつくるうえでなくてはならないミネラルや、代謝の潤滑油として欠かせないビタミンも、不足するとキレイにやせられません。このことから”体の材料になる代謝”を下げないためには、ダイエット中でもバランスよく
食べる
ことが基本です。
カロリーのある水分はなるべく控え(ミネラルの入った水・2倍に薄めたスポーツドリンク等がおすすめ)、油を使った調理法を避ける事、寝る前までにお腹をすかせておく事等も大変重要です。
【体脂肪を落とすにはどうすればいいの?】
体脂肪を落とす一番いい方法は、適度な食事制限に運動を加えた減量です。
食事制限だけでも体脂肪は落ちるが、同時に筋肉
量も減少します。一方、食事制限に運動を加えた減量は、筋肉の減少を防ぐ
ことが出来ます。だから体重の減り方が少ない割に体脂肪が落ちるため、わずかな体重減でも引き締まった体になります。ボク
シングで付く筋肉はあまり筋肥大しない為、自然と体が引き締まっていきます。そうしておいて、後はできるだけ時間をかけて引
き締まった状態を維持する事が大事です。そうする事により、体は徐々に「形状記憶」されていきます。
但しそれは時間を掛けたものでないとあまり効果的ではなく、短時間では元に戻りやすいといえるでしょう。
1ヶ月かけて記憶させた体は1ヶ月分の形状記憶でしかなく、何でも時間を掛けたものでないと効果的ではないでしょう。
【食事のコントロール】
食事制限のみのダイエットは、一時的に痩せたとしても太りやすい体質になる危険性が高いです。なぜならば、人間の体は入っ
てくるエネルギーが少なくなったと気付くと、まずはエネルギーの節約を考えて出来るだけ少ない食料で生きようと体質を変化さ
せる性質
を持っているからです。
その目的のため最初に行われるのが、筋肉を減らす事だと言われています。使うエネルギー源が減れば、同じ量の食事でも太りやすい体質になってしまいます。また、何も食べない時間が長く続くと危機感を感じ、入ってきたエネルギーを出来るだけ保存
しておこう
とします。
その保存方法が体脂肪です。そのため、1回の食事の量は少なめにして、45食に回数を分けて食べるのが効果的だとい言わ
れています。
頻繁に栄養が入ってくるようになれば、体はまた直ぐに栄養が入ってくるだろうと思い、体脂肪の蓄えづらくなると言います。そし
て、体に必要な栄養素(水分、たんぱく質、ビタミンなど)をしっかりと摂り、特定の栄養素(炭水化物、糖質、脂質など)の量を少な
なくし、全体のバランスを変えましょう。この場合、特定の栄養素を全く摂らないというのも体に支障を来たします。無理することなく、長く継続することがダイエットのポイントです。
【効果的な運動】
食事と同時にダイエットに重要なのが体を動かすことですが、理想的には筋トレのような無酸素運動で基礎代謝の高い太り
にくい体をつくり、ウォーキングやジョギングのような有酸素運動で体脂肪を減らして行くと効果的です。
有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、20分以上続けて運動すると効果的だと言われています。なるべく長時間続けられるような
ペースで行うことが大切です。
また、無酸素運動で筋肉が活性化されることで基礎代謝量が増えると同時に、太りにくい体質になることでリバウンドも起こりにくくなります。
神戸スポーツボクシングクラブ
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